アクセスログの報告16

             

 

 今年になってHPの更新もあまりできずにいます。一つには投稿がないこと。
昨年度のアクセス状況を見れば歴然。減少傾向を示している点は「アクセスログ
15」で記述した通り。
困りましたね。

OB会に昨年度の4年生から卒業時にOB会登録会費を収めてくれるようになりました。また,これを
受けて次年度の卒業生もそれにならってくれるようです。このことだけでも大きな進歩といえます。
OB会は卒業して間もない若いOBとある年齢以上の経験豊かなOBが混成チームを作って運営する
ことが一番いいと思うようになりました。

次に、今回はアクセスログに大きな変化がないことから、今までなかなか書けなかった大事な点をこの機会に
記述することにします。
 OB会のHPは原則として著作権を守り原稿を掲載することにしています。人の書いたものを勝手にリニューアル
していかにも自分が書いたように掲載することがあってはならないからです。
また、先輩だからといって文章を人に書かせるなんていうことは言語道断。

  日本は無方式主義を採用していて、文章を書き上げた時点で、その人に著作権が発生
 します。
 「これは俺が書かしたものだ」なんて自慢するレベルの低い人はいないと思いますが・・・
 官公庁が出しているさまざまな文章(議事録含む)なども著作権はあるのです。
 OB会は社会人の集まりです。特に文章や写真などには十分配慮すべきです。
 こんな考えから、OB会のHPにも
 「著作権・肖像権の問題は執筆者ご本人が許諾をお願いします。」と明記しています。

自分が書いた文章に掲載する図やグラフ、写真などの他人の著作物を使用する場合、基本的
なルールはしっかり守るべきなのです。こんな認識すらない人もいるかも知れません。

  皆さんもご存じの学校のシンボルマーク「
ウエーブ」も卒業生だからといって勝手に使うことはできないのです。
現在
10種類のマークが用意されています。使用にあたっては「オフィシャルマーク使用申請書」を提出して、使用
許諾をとらなければならないのです。また、使用にあたっては大学が定めた「オフィシャルマークに関する規定」
や「オフィシャルマーク使用に関するデザインガイド」を守らなければなりません。

 今はインターネットを使ってさまざまな情報を簡単に入手できます。特に、音楽などは今までのようにメディアを購入
するというより、楽曲の一つのファイルを購入し、その音楽に関わった人たちに「著作権料を払う」という感覚を持った
方がいいのではないでしょうか。このようにいってもいろいろと難癖をつけてくる人もいますが・・・
 今まで日本では著作権に対する認識が非常に薄かったのではないかと思っています。

 JASRAC(音楽著作権協会)は最近特に著作権に対し非常に厳しく対応しています。
今まではどちらかというと興味関心のある人たちに対して注意喚起をしてきましたが、インターネットの普及により対象
は不特定多数(全国民といっても過言ではありません)となっているため、厳しい目で見なければならなくなって来たよ
うです。

 OB会のHPは大学関係者、他大学の方々、放送研究部OB・OGならびに多くの卒業生が見ています。
また、海外に留学・転勤・永住されている方々がご自身の学生時代を思い出し、恩師・友人・後輩を思い出す助けにな
っているかも知れません。ですから、個人性の強いSNSは避けています。
しかし、このHPをきっかけに各年代のOB諸氏が新しいコミュニケーション手段としてSNSを利用されて交流を深める
ことは大歓迎です。すでに、
Facebookなどを利用して交流を深めている年代もあるようです。
できたら、今のサイトに「会員専用サイト」を作るといいのですが、現在の段階では無理です。

そんなことを考えながら次世代の方々に思いを馳せています。
アクセスログとは直接関係ありませんが、皆様から投稿いただくにあたり、基本的な考え方をお伝えする必要を感じて
いました。
長くなりました・・・

(ここのイラストはホームページビルダー17の「素材集」から使わせていただきました。)

                                      (文責:佐藤一)